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ご紹介・専門外来

腎移植専門外来

腎移植外来について

腎移植は血液透析や腹膜透析と同じく腎代替療法の一つです。残念ながら我が国では米国などに比べて腎移植を受ける患者さんの数は劣りますが、移植の成績自体は米国と遜色なく、腎移植は日本でも確立した治療法です。名古屋大学でも、1973年以来、1000例以上の腎臓移植を行ってきました。
名古屋大学腎臓内科では泌尿器科や当院常駐の移植コーディネーターと連携して移植医療を進めています。移植後の患者さんの管理だけでなく、生体腎移植を希望される方の診察や移植手術までの管理も行っております。既に維持透析を行っている方だけでなく、透析を経ない先行的な腎移植も積極的に行っています。

腎臓移植のメリット

腎臓が十分にはたらかなくなる末期腎不全となると腎代替療法が必要となってきます。腎代替療法には血液透析や腹膜透析などの透析療法と腎移植があります。腎移植を受けた患者さんは透析を受けている方より医療による拘束時間が短く、飲水や食事の制限が遥かに軽いという利点があります。また女性の方では、移植した腎機能次第では妊娠・出産も可能となります。

腎臓移植外来の実際

移植手術前

生体腎移植を希望される方の診察と手術までの管理を行います。腎臓提供候補の方も一緒に受診していただき、提供が可能かどうかの診察も行っています。慢性腎臓病の患者さんの中で腎移植に興味のある方には腎移植説明外来も行っています。

移植手術後

実際の移植手術の前後は入院していただいて泌尿器科医師や移植コーディネーターと連携して周術期の管理を行っていきます。退院した後は免疫抑制療法を行うため、腎機能のチェックを含めた定期的な外来通院が必要となります。腎炎の再発や合併症の予防も行っていきます。

その他の情報

名古屋大学における腎移植のホームページにてより詳細な解説をご確認いただけます。ぜひご覧ください。

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